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ギャラリー詳細

画像からくり第40回 時計と光学系

 

Fig.2_時計プロジェクター(記憶を基に作図)

このビデオでは興味深い品物が続々登場するが,ある印象的なシーンがある.ニス塗りの箱の中に懐中時計を配置し,スクリーンに時計の盤面を映写する幻灯機(マジック・ランタン Magic Lantern)で1720年頃の製作とされている.ところが約30年前,私はある店で壁面に時計の針を映写する機器が売られているのに出会った.このビデオソフトに出会ったのと同時期であるが,かなり高価だったので購入を断念した.Fig.2は,記憶を基に描いた光学系である.45度の角度に配置し,中央に穴を開けたミラーを用い,時計の針の軸を長くすることで,時計の短針,長針そして秒針を原画(種板)面に配置,映写を実現している.
著者:桑山哲郎

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